統計検定 1級 過去問 解答/解答例と解説
2014年11月30日 (日) 試験

統計応用 問5 [2]

設問の要約
  • サンプリング計画 ① で,高血圧症例は年齢層別によらず同程度という議論が無意味であることを説明せよ.

  • [1] の結果の正しい解釈を述べよ.

解答例

※統計検定公式サイトの統計検定 1級 2014年11月試験の解答より引用

ある年齢層の計画例数を増やせば,その年齢層の高血圧症例数はその分だけ増加するので,高血圧症例数の年齢層別の比較は無意味である.上問 [1] の結果の正しい解釈は,60 歳以下における高血圧症の割合と 60 歳越えにおける高血圧症の割合の間に有意差があるというものである.