第1講 確率と確率変数

シュワルツの不等式

|Cov[X,Y]|2V[X]V[Y]

[証明]

V[X+tY]=V[X]+2tCov[X,Y]+t2V[Y]
V[X+tY]>0 であることから,t の 2 次式とみれば,その判別式は負にならなければならない.
|2Cov[X,Y]|24V[X]V[Y]0
よって,
|Cov[X,Y]|2V[X]V[Y]